新しいOrbit Expressバージョンがリリースされました
Orbit Expressは、リサーチャー、科学者、マネージャーといった、情報スペシャリストでないユーザーのために作られたウェブアプリケーションです。情報スペシャリストに頼らずに自分で素早く特許の検索と分析ができることに加え、共有ディレクトリのおかげでOrbit Intelligenceと連携しており、情報共有が簡単にできるようになっています。
新しくリリースされたOrbit Expressの新しいバージョン(2.1.14)では、処理速度が改善され、パフォーマンスが向上しました。ユーザビリティの改善、新しいセマンティックサーチエンジンの導入、4ヶ国語のヘルプマニュアルが発表されています。
ユーザービリティの改善
新しい検索ページには、「Easy Search」、「Advanced Search」、「Semantic Search」の3つのオプションがあります。
Easy search. Orbit Expressに接続した際のデフォルト設定で、簡易検索が可能です。システムは入力されたクエリによって最適化されるので、検索したい単語だけ入れ、シンタックスを使う必要がありません。
Advanced search. 簡易検索に加え、検索対象のフィールドを特定したりと、より柔軟で複雑な検索ができます。
Semantic search. セマンティック検索では、自分の言葉で発明を表現するか、資料から文章をコピペしたものを入力するだけで関連特許の検索が可能です。
新しいセマンティック検索エンジン
セマンティック検索エンジンがアップグレードされ、より正確な結果が表示されるようになり、結果は関連性の高い順に上から表示されるようになりました。
検索は、調査対象に関連する特許を選択して「Search similar patent」(類似特許の検索)オプションを使うことで微調整でき、より正確な結果を出すことができます。

ヘルプマニュアル
ヘルプマニュアルは、新しい言語に翻訳され、英語、フランス語、日本語、中国語の4ヶ国語でご利用可能です。ヘルプマニュアルは、ユーザーアイコン及びメニューの中に保存されています。1つのファイルにまとまっており、印刷することも可能です。